学生主体とは?

学生主体ってどんな状態のことなんでしょうか?

唐突に学生から聞かれて困ってしまった。
たしかにBHの掲げる「学生主体」ってどういうことなのだろう?

せっかくの機会なので、少し考えてみる。
※あくまで個人的な考えです。
※考えながらの駄文なので読みづらいと思いますがご了承ください。


まず「主体」という言葉を調べてみる。

主体―
1 自覚や意志に基づいて行動したり作用を他に及ぼしたりするもの。「動作の―」⇔客体。
2 物事を構成するうえで中心となっているもの。「食事療法を―に種々の治療を行う」「市民―の祭典」

そこに「学生が」という主語を付け加えてみる。
1.学生が、自覚や意志に基づいて行動したり作用を他に及ぼしたりするもの。
2.学生が、物事を構成するうえで中心となっているもの。

どちらもわかりやすいが、主語は学生ではなく、「組織」なのか?と思い、ひっつけて言い換えてみる。

学生主体とは、「BHの組織が学生を中心として構成されており、学生の自覚や意志に基づいて行動したり作用を他に及ぼしたりする状態。」

それっぽい文章になった。

それぞれの文節の意味について、少し自分の考えを書いてみる。

1.BHの組織が学生を中心として構成されており〜
これは今のBHのメンバーほとんどが学生であるということだと思う。
ただ、中心という言葉をどう理解するのか。BH理事の半分以上は学生だし、経営を学生が行っているということで中心と言い切れるのか?悩ましい。

2.学生の自覚や意志〜
学生の自覚ってどういうことだろう。自分たちの活動の意義や、顧客に与えている影響に対する自覚だろうか。意志と意思の違いについても考える必要がありそう。

3.に基づいて行動したり〜
やはり、主語は「組織」であることは重要だと思う。学生がそれぞれ好きなことをするというのとは違う。あくまでも組織としての意思決定が学生の自覚や意思に基づいているということだと思う。

4.作用を他に及ぼしたりする〜
ここはかなり重要ではないだろうか。いくら上のすべてが満たされていても作用を他(外部)に及ぼさなければ意味がない。サークルとBHの決定的な違いがここにあり、この違いが責任の大きさの違いでもあるのだろう。BHの学生の意志がこどもや高校生に作用を及ぼす。考えただけでも素晴らしいなと思う。


あまり自分としても答えが出ないので、学生にうまく伝えるのは難しそうだ。

それみしても彼女の質問の意図はなんなのだろう。
もしかしたら彼女はBHの職員から何か投げかけられているのかもしれない。
もしそうだとしたら、まだまだ学生主体には遠いんだろうなとも思う。

もっともっと学生が職員や組織を利用し、自分たちの意志を周りに届けていけるようになってほしいし、そのサポートをしていきたいと思う。

(おかたく)