成人式

今日は成人の日ということでお休みです。
日本では成人といえども大学生の真ん中あたりを過ごしている人が多いので、特にここで覚悟を決めたり旅立ったりということはないような気がします。僕の成人式の思い出といえば、小学校から中学校まで一途にずっと好きだった女の子におよそ5年ぶりに再開したのに、あまりときめかなかったということくらいです。ああ月日は無常に移り変わっていくものよ。
テレビを見ていると毎年のようにやんちゃな成人がお騒がせするというのが風物詩のようになっていますが、あの光景を「変なやつ、非常識な若者」と断罪することは簡単です。ただ、彼らのあの得体の知れないエネルギーが他の方向に向けば、もっともっと世の中はおもしろくなるんじゃないかと思ったりもします。あの成人式という形骸化したしきたりに違和感を持つことは、ある意味でその感覚は正常な気もしています(だから周りに迷惑をかけていいという訳にはもちろんなりませんが)。僕たち大人は彼らを受け入れる度量と、彼らみたいな人が活躍できる場所を用意できているのか。そんなことをテレビを見ながら思います。
まだ正月ぼけが若干残っていますが、明日からまたがんばります。(鶴巻)