正社員からニートへ

9月1日でブレーンヒューマニティーに就職して5年目に入った。
4年間を振り返っても、何ができたのかという実感はないが、あっという間の4年間だったなと思っている。
今4回生で学生たちを引っ張っている人も1回生の時から見ているので、
昔は先輩にむちゃくちゃいわれていたのになと懐かしく思う。

大学生の4年間はあっという間の様に、この4年間駆け抜けてきた。
目まぐるしく状況が変わるこの職場ならではの猛烈なスピードにもすこしずつ慣れてきた。

今年の1月1日から関西教育旅行に出向していたが、それも9月1日付で解除となり、
ブレーンヒューマニティーに舞い戻ることになった。

環境を変えるというのは、結構大事なことで、
今まで当たり前だと思っていたことが当たり前ではなく、
それまでできていたことが、自分の能力ではなく、外部要因に頼っていただけだったりと、
気づくことは多い。

成長できたととか、レベルアップしたとか
そんなことは全く分からないけど、ちょっと新しい気持ちで5年目を迎えられたのはとてもいいことだと思っている。

今思い返すと、学生時代社長と話をしたことはないので、
社長と話すようになって、4年がたったということになる。
「片岡は、もっと俺のこと尊敬しろ」とフェイスブックを見ながらよく言われるが、
世の中的に偏り切った端っこにいる人たちと一緒に仕事ができていることには感謝をしている。

4年間もいろいろとあったが、
5年目はどんなことがあるのだろうか。

少なからず、4年間で学んだことを、
組織や、学生や、子どもたちに返していければいいなと思う。

ちなみに、旅行会社からNPOの職員にもどったので、スーツを着て8時前に出社をすることもなくなってしまった。
近所の人たちは私服で11時過ぎに出かける僕を見て、「片岡さん、就職続かなかったのね・・・」と思っているに違いない。
もっとNPOとか、私服出社とかそううのが当たり前な世の中になればいいと思う。

そんな5年目の始まり。

(片岡)