何のために働くのか?

先週末はブレーンヒューマニティーがいつもお世話になっている福祉系のNPO団体の職員研修に冒頭だけお邪魔させていただきました。

BHとまったく違うスタイルの研修でなかなか新鮮だったのですが、
一番初めに「代表の訓話」という時間があり、代表の人の話を聞く時間があった。
最近感じていることから、これからの方向性などいろいろと話を聞くことができるので、
社員の人にとってはとても貴重な時間になっている様子だった。

これが大手の会社だとトップダウン形式でおりてくるのだろうけど、
代表の考えや過程をしっかりと聞く機会はやはり重要だろうなという風に思った。
その証拠に社員の人たちは、すごくメモをとっていて、なんかすごく緊張感のある空間が生まれていた。
(ブレヒューで代表の訓話をすれば学生たちはメモを取るのだろうか?と一瞬考えてしまったことは内緒である)

その中で自分も印象に残った言葉がある。

「今まで休日に働いたりとかしてくれて、たぶん周りから福祉なんてボランティアがやればいいとか、お金にならないでしょ?とか言われ続けてきたと思うけど、きっとこれからみんなが反論できる時代がくると思う。『何でみんなお金のために働いているの?』と逆に今度はみんなが回委に対して、あと数年したら言える様になると思う。」
※片岡の記憶なので、言葉は若干違う


日本の社会の中で働くのであれば、どの職種を選んだとしても、しんどいことやつらいこと、
もっと言えば、長時間労働や低賃金などそういうことは少なからずあると思っている。

「何のために働くのか?」という問に対して、「お金のためだけ」と即答できるのであれば、それで問題ないのだが、
何かしら別の解を求めるのであれば、きっとやりがいとか達成感とか使命感とかそういうところにもっとベクトルをあてて、
職種を選んで仕事をするべきだと思う。

よくNPO大変だよねとか自分も言われるのだが、自分の中で仕事もプライベートも分けたくないので、
仕事の中にプライベートがあって、プライベートの中に仕事があるようなそんな仕事の仕方をやり続けたいと思っている。

ただ、最近仕事を楽しんでいなかったので、もっと楽しみながら仕事をしていければなと思ったとてもいい時間になった。

(片岡)