そうだ、みんな派遣になろう!

先日参加した他の団体さんとの研修の中で、こういう困りごとがあった。
顧客から電話がかかってきた際に、どの部署が対応するのか微妙な事案があり、お互いなすりつけて、結局顧客からのクレームになることがたまにあるそうだ。

BHではそうやっているんだろうかと考えてみると、
結構キンドー(電話受付を外注している会社)さんによる采配が大きいような気がしている。

内容を丁寧に聞き取ってくれ、すぐにメールで、
不登校担当者の方」「レクリエーション担当」などを宛名をつけて返してくれる。

もしかしたら、キンドーさんによって、僕たちはこういう争いから逸脱しているのかもしれない。
しかもここの職員の方はかなり優秀で、当会のマニュアルなども熟知している(むしろ僕よりも知っている)し、
こちらから送る書類が1日でも遅れれば、次の日に電話がかかってくる。

理事長が一度、「キンドーの●●さんには、うちの派遣資格を与えてもいいかもしれない」と話したのも納得できるほどの仕事ぷっりだ。

ただ、今週僕にとって、かなり理不尽な出来事が起こった。
いつも事務所に定期購買している商品が、いつもと違う値段でかなり大量に届いたのだが、
オペレーターに電話すると、自分勝手な主張がかえってきたのだ。
一部始終は下記の通り。

私が外出中松本事務局長から、
「なんか大量に商品とどいたんだけど・・着払いだったからとりあえず立て替えたよ」という連絡があった。
「あれっ?いつもと同じ量でしか頼んでないけどな・・」
「クレジット払いにしていたはずだけどな・・」などと思ったが、自分の誤りかもしれないと、
久しぶりにネットのサイトで確認をする。

すると、発注の個数はいつもと同じだが、いつもよりも1個あたりの単価も異なっていることが判明。
早速、電話してみると、18時を越えていたからなのか、なかなかつながらず、(ネットには24時間対応と書いていたが)
次の日に電話しようかと思っていると、
チャットでオペレータが答えてくれる機能を発見。
早速ビジネスマンらしく丁寧に丁重に文章を作成し送ってみると、
1秒後に「下記に電話してください」という内容が返ってきた・・・

この機能いらんやん!!!

次の日、フリーダイアルで再度問い合わせしてみると、
10分ほど待ってようやくオペレーターに繋がりました!

とりあえず、昨日のことは忘れて(というかこの時点では、自分が誤っている可能性もあるので冷静に)
確認してほしいと内容を伝えると、5分ほど待った後、
「発注数に誤りがありました」と返答があったものの、
いくらこっちに届いているのかや、着払いにとどいているのか、
単価が誤っていることなどは確認されず、再度内容を伝え、確認してもらうことに。

さらに5分ほどまったあと、定型文の謝罪をされ、
「いただいた商品代をポイントで返金したい」と言われ、淡々と処理をしようとするので、
・夏場でしか使えない大量のアイスコーヒーを誰が処理できるの?
・御社の商品しか買えない約15,000円分のポイントなんて必要ないんだけど?
と冷静に返してみると、また確認したいということで保留に。

結局トータルで30分ほど話をした結果、最終的に「やはり現金での返金は難しい」というオペレーター。
久しぶりにムカつき、
「これって100%あなたたちのミスなんだよね?であれば、返金できないという主張はおかしくない?ってかさっきから、確認するとその度待たされているが、あなたで答えれないのであれば、答えれる人が電話に出てほしいんだけど。時間の無駄だから。とりあえず、答えれる人が電話して」と少し新い口調で電話をきることに。

そして、1時間後再度、先ほどのオペレーターがきて、
「すべて返品していただけるのであれば、現金で返金が可能です」と言わたが、詳しく聞くと、
返品の処理は当然こちらがやってくれるみたいな感じだったので、皮肉っぽく「配送の処理とか面倒ですね」と伝えると、
ヤマト運輸など電話で集荷できますので」とまったく伝わらず、頭が悪い回答が返ってきた。
しかも、こちらの処理に時間を要するので、現金の返金は2・3か月時間がかかりますとのこと。

もうめんどくさいので、「それで」と言って電話をきった。

自分がきれてしまうという大人げない事件なのだが、
正直、キンドーさんならこんな杜撰な対応はしないし、むしろうちの学生派遣ならもっと冷静に対応してくれると思う。

別に自分も荷物が大量に届いたことにクレームをつけているわけではない。人間なので、ミスは発生することは仕方がない。
ただ、ミスをした時の対応が劇的にひどいので、キレてしまったのである。

BHの派遣(カタリバではディレクター)になるには、経験だけでなくイレギュラーな場面でどう対応するのかが問われる。
なので、資格の認定試験には、そういう質疑応答がある。

別にBHのキャンプ事業やカタリバ事業に永遠に従事してほしいとは思っていないが、
社会に出たときに求められるのは、こういう適応能力が気がしている。(むしろBHではこういう能力を身に着けて社会にでていってもらいたい)

少なくも今回の事案では、
「私では即答で回答できませんので、一度確認し、再度こちらからお電話させていただきます。ご都合のよろしいお時間はありますか?」
「誤発注の際、ポイントでの返金であれば、いち早く返金できますが、いかがいたしましょうか?現金をご希望されますか?」
など丁寧に真摯に対応してくれれば、火に油を注ぐことはなかった。

大学生活せっかくBHで過ごすなら、現場にでてだけでなく、
こういう能力を身に着けてほしい。

そうだ、みんな派遣になろう!

(片岡)