あやしい募金の見分け方

先日、このブログにアップした「街頭募金マニュアル」がマスコミの皆さまに取り上げていただいたり、mixiニュースに掲載されたりと多くの方にダウンロードいただいています。その効果か、マニュアルをご活用いただいた皆さんからは多くの募金が集まったなどのうれしい反応を頂いています。
それぞれの募金の信頼性が向上すれば、募金により多くの資金が集まり、復興の支援に寄与することを意味します。しかし、その信頼性が失われれば全体として集まる資金も少なくなり、復興の妨げにもなりかねません。少しでも多くの団体は市民の期待に応え、信頼性のある募金活動を行っていくことができれば、復興にとって大きな意味を持つと思います。
一方を歩くとたくさんの団体などが募金活動を行っています。その中には怪しげな団体もいくつか見られます。そこで、今日はその見分け方についてアドバイスをしたいと思います。


次のチェック項目に引っかかる団体があれば、少しあやしいと思っても差し支えないかと思います。
□募金の使途や寄付先を明確に示していない。
□募金の実施団体の名称、連絡先等の情報が明記されていない。
□募金がどのように用いられるか具体的に説明できない。
□寄付先の信頼性が低い。(ホームページなどでも存在を確認できない。)
□募金をしているメンバーに質問をしても答えが要領を得ない。
□責任者などが明確ではなく組織的な統制がとれていない。
□団体の名称などをホームページで検索しても出てこない。
□ホームページがあっても団体の収支決算や組織概要など基礎的な情報を公開していない。
□チラシやリーフレットを希望しても、そのようなものが存在していない。
□責任者の名刺を希望しても、渡してもらえない。


逆に言えば上記のチェック項目をクリアできれば、ある程度の信頼性が得られるかと思います。
ご参考までに。
詳しくは「街頭募金マニュアル」をご覧下さい。