「何かしたい!」という方々へ

昨日から様々な個人や団体の方々から何かできないかというお問い合せを頂戴しています。現時点において被災地から遠方の方々にできる支援として最も有効なものは「資金集め」だと思います。
被災地の復興にとって資金はいくらあっても足りないばかりか、お金は腐ることも保管場所をとることもありません。物資の支援も考えられますが、現地ニーズとのマッチングや保管場所の問題などを考えると現段階ではあまり有効ではないと思います。
ついては、当法人としては「何かしたい」という方々にはお近くでの街頭募金をお勧めしています。
街頭募金を実施される場合は、当法人としても必要なノウハウの提供なども行いますので、お気軽にご相談いただければと思います。
街頭募金を行う際の主な注意点を書き出してみますので、ご参考にしていただければ幸いです。
(1)なによりも市民の方々からお金を頂戴する訳ですから、詐欺などと間違えられることがないよう、信頼性を確保することが何よりも重要です。そのためには透明性を確保することが重要ですので次のようなポイントに留意してください。
・パネル、ポスターなどに資金の使途や寄付先、募金を行っている団体の名称、住所、連絡先等を明記する。
・募金してくださった方々にお渡しするためのチラシなどを用意する。部数が用意できない場合は少量でも持参し、必要に応じてお渡しする。
・ブログ、ホームページなどを通じて募金額などの情報を逐次、公開する。
・中学生、高校生などが募金を行う場合はできる限り制服を着用し、信頼性を高める。
・1箇所につき少人数では行わず、できる限り大人数の集団で行う。
(2)しっかりとした募金の使途、寄付先を選ぶことも重要です。現在、様々な機関や財団などで寄付の受付窓口を設置していますので、信頼のおける財団等をしっかりと選んでください。当法人では現在、日本財団CANPAN東北地方太平洋沖地震支援基金に寄付することとしています。
(3)募金を行う際に警察等への届け出を行う必要があると思われている方も多いですが、大人数で且つ通行の妨害になるような方法でなければ特に道路占有許可等は必要がありません。ただし、自治体等によっては街頭募金等を届け出するように条例等で定められている場合もありますので、各自治体又は警察署等にご確認下さい。少なくとも神戸市内では特に届け出、許可等を受ける必要はありません。

もし各団体等で募金を行いたいという場合などは下記までお問い合せ下さい。

本件に関するお問い合せは下記までお願いいたします。
特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー本部事務局
tel:0798-63-4441
E-mail info@brainhumanity.or.jp