駄菓子屋の経営というのは・・・

去る23日についに駄菓子屋やなや夙川店が
オープンしました。
オープンといっても小さな2坪ほどのお店です。


売上はオープン初日で20000円ほど。
翌日以降は10000円弱。


駄菓子の仕入れ値はだいたい販売価格の
8割くらい。
ということは、
10円のお菓子を売っても、もうけは2円。


その2円でお店の人件費や光熱費や袋代や
レシート代や、なんやかんやの費用を
捻出しなければなりません。


やなやの場合、店員さんはボランティアの学生たち
なので、人件費はかかりませんが、
それでも様々なコストがかかります。


そう考えれば、駄菓子屋というのは
本当に難しい商売だといえます。


BrainHumanityの場合は、別にこの駄菓子屋で
もうけようと言うことはまったく考えておらず、
損が出なければいいかなと思っているのですが、
それでもなかなか経営は大変です。


1日10000円の売上で
月に30日開業すれば月30万円の売上。
そこから原価を引けば、約6万円のもうけ。
そこから袋代や光熱費の諸雑費を引いて
手元に残るのは約3万円くらいか・・・。


一方で駄菓子屋開業の魅力は
開業の簡単さと初期投資の少なさ。
問屋さんから商品を仕入れて売るだけなので、
飲食店などのように技術も必要がありません。
しかも駄菓子は定番の商品が多いので、
そんなに新商品の勉強なども必要ありません。


そして、元手があんまりかからない。
たとえば自己所有の店舗(たとえば閉業した
商店街の店舗など)を使えば、
特に大層な内装も必要なく、
什器もそれほどいりません。
今回の駄菓子屋の開業で使った初期コストは
約50万円くらい。


こんな見方をすれば、
年金をもらっているご高齢の方々が
片手間にお小遣い稼ぎをするには
ちょうどいい金額かもしれません。


もしかするとそんな高齢者が世の中には
たくさんいるのではないかと
密かに考えたりもしています。


高齢者駄菓子屋開業作戦!!


そんなプランが脳裏によぎっています。(のじま)

■駄菓子屋本舗やなや公式ブログ
毎日、駄菓子屋の様子がアップされています。
しかも日々の売上まで!!
駄菓子屋開業を目指す方には必見です。