トレーサビリティ

食品などの生産物が生産され、消費者の手に渡り、
廃棄されるまでの道筋を明らかにすることを
トレーサビリティと呼びます。
日本語では追跡可能性、検証可能性などとも
言われます。


特に食品の分野においては、消費者が生産者や
その生産プロセスを確認する仕組みとして、
非常に注目されています。


安心・安全な食品の提供のためには
トレーサビリティを確立することは
非常に重要なことです。


当会では去る10月に当会主催のイベントにおいて
子ども達に提供した菓子の一部に賞味期限切れの
商品が含まれるという、あってはならない不祥事を
引き起こしました。


そこで当会ではさらに厳格な食品の管理マニュアルが制定され、
当会が参加者に提供するすべての食品について、
その商品名、消費期限、賞味期限をすべて書面に記録し、
保存することが義務づけられました。


今日は事務所で今週末に行われるサタデープロジェクトの
担当者が、そこで配布されるお菓子のチェックを行っています。


その数はおよそ180人分。一つ一つの菓子を記録するので、
その作業は膨大なものになります。
しかし、子ども達の健全な成長に関わる私たちの組織として、
子ども達や保護者の方が安心して食することのできる
安全な食品の提供は非常に大切なことだと
深く認識しています。


同じ過ちを二度と起こさない。
子ども達、保護者の皆様に安心、安全な食品を提供する。
そして何よりも子ども達の健全な成長に真摯に関わっていく。


その思いを常に持ちながら、
スタッフ達は膨大な菓子のチェックを行っています。(のじま)



菓子の賞味期限等をチェックするサタデープロジェクト実行総責任 沖野直嗣