今日は監査の日です

監査とは、監事と呼ばれる役員が当法人の業務執行や
会計等についてチェックを行うというものです。
1年間のすべての事業について、資料や帳簿の確認が行われ、
法令や定款に違反していないかが確認されます。


今日は監事である公認会計士の藤巻光雄先生が
朝からお越しになり、ひたすらチェックです。
私や財務担当理事はいつもに増してピリピリと
緊張しています。


当会では毎年11月1日から翌10月31日が事業年度であるため
今回は2007年11月1日から2008年10月31日までの
事業や会計の状況について監査を受けました。
この1年、当会の収入は大幅に増加し、
2008年度は収入総額が9400万円を超え、
ほぼ1億円に達する状況です。
そのため、監査対象である資料も膨大なもので、
監査は夕方すぎまで行われました。


幸い、大きな問題もなく無事に監査は終了しました。
あとは12月23日に行われる定例総会において、
2008年度決算・事業報告と2009年度予算・事業計画の
承認を得て、本格的に新年度が始動します。


監査は毎年、非常に大変な作業ですが、
監査が行われることにより、
私たちの業務水準が維持され、社会的な責任を
十分に果たすことができると考えています。


藤巻先生には設立以来、全くの無償で監事をお引き受けいただき、
毎回、厳しくも心優しい監査をしていただいています。
本当に感謝でいっぱいです。


私たちは学生を主体としたNPOですが、
こうした多くの社会人の方々に支えられながら、
その歩みを行っています。


2008年ももう終わろうとしていますが、
新しい年も、多くの方々のお支えのもと
しっかりとした歩みを続けていきたいと思っています。(のじま)



監査中の藤巻監事(左)と檀上財務理事(右)