ひとつひとつ

実は、わたしは4歳から高3の冬までクラシックバレエを習っていました。

その約15年間は本当にバレエ優先の人生を送ってました。


えー!ぜんぜんイメージない!!とよく言われますが、

普段から姿勢を意識して、私バレエ習ってますよ感を出すのが大嫌いだったので、わたし的には作戦成功なので全く問題ないです(笑)

今は確かにバレエをやめてもう面影もないくらいになってしまいましたが、、、!!!!😢




バレエをがんばっていたときに

バレエの先生に教えてもらったことでとても印象に残っているのが、

「バレエは白鳥のように踊らないといけない」

ということです。



白鳥は、水面上ではすーっと優雅に泳いでいるように見えますが、

水面下では足を一生懸命動かして泳いでいるんです。



バレエも、簡単に踊っているようにみえて、

身体の中ではありとあらゆる筋肉を使っていて、

脚は外向きにまわして、
でもお尻はひっこめて、

腹筋は引き上げて、
でも胸は張らずに、

肩はおろして、
首筋はすっと上に、

身体は固定しているけど、
すべての関節は柔らかく、、


バレエって、解剖学的(?)に、どう考えても無理やんみたいな姿勢を常に求められるんですよね。

でもそれが不思議とできちゃうんです(笑)



身体の中ではそんなたくさんの努力をしているけど、

それを決して表には出さずに、バレリーナは綺麗で美しい姿勢で踊らないといけないのよ、って、、


その話を聞いて小学生ながらにすごく納得しました。



自分の身体がバレエ向きじゃなくて悩んでいた頃、バレエの先生に

「全部を一度にしようとするからダメなのよ。ひとつずつが積み重なって綺麗な美しい姿勢ができるのよ。」

と教えていただいて、

その頃の悩んでたモヤモヤがすっきりしたのを覚えています。




ひとつひとつ、こつこつ、、


学期末に近づいてきて、レポートに追われまくってて、

そんなことをふと思い出した今日この頃です。


にいみ