判断できる学生

今日も学習支援のお話。
新規事業の関係でものすごい数の学生と接しています。

住んでいる地域も通っている大学も
学年も性別も親の所得もみんなばらばらな学生に対して
同じ説明をし、現場に入っていってもらう。

でも現場で子どもたちを接している学生を見ていると、
すごくいいなと思う人が中には出てくる。

その人のことを良く観察して、
自分は何がいいなと思っているのかを分析してみたら、
個人的に「自分で判断できるラインをしっかりと持っている」というところに気が付いた。

BHの学生でも
「なんでそんなことしたの?」
「え、報告した?」
という様なことがよくある。

また、逆に
「○○はどうしたらいいですか?」というやることやることすべて指示を請う人もいる。

後者は別に悪いわけではないが、
ただずっと同じメンバーで一緒に活動していくことを考慮すると、
「ちょっとは自分で考えて!」と思ってしまう。

学習会の中でいいなと自分が思った学生は、その判断基準が絶妙にいい。
学習会の中で子どもたちと接しているとイレギュラーによく出会う。
「○○してもいい?」「今日は数学したくないから社会でもいい?」・・・

その都度「これどうすればいいですかね?」なんて聞かれれば、
責任者はパニックになってしまう。

いいなと思う学生は、誰も傷つけず、子どもを納得させ、やる気にさせる。
自分で判断してもいいところ(事後報告でいいところ)と指示を仰いだ方がいいところがしっかりと区別できている。
もちろん判断を誤れば上記の様に「なんでそんなことしたの?」と言われる。

報告するタイミングがうまいのか・・
そういう学生が増えしていきたいが、
どうすればいいのかと考えている。

研修でうまくできるのか・・

そんなことを考えている今週でした。

(片岡)