悔しいという感情

先日、イベント終わりに、学生達が泣いていました。
「情けない」「不甲斐ない」「もっとできたことがある」「ダメなところが200個ぐらいある」
と、言っていました。

自分たちの行動や成果を振り返ること、
もっとできることがあると気づくこと、
次にどう行動するかを考えること、
全てとても大切なことだと思います。

悔しいという感情は羨ましいなあと思いながら、
以前、福井さんが言っていた言葉を思い出していました。

「終わってからもっとこうしたほうがいいって指摘するぐらないなら、なんでその時に言わないん?」
「その子達にとって、そのイベントは一回しかない。そこでの失敗を犠牲にして自分達の成長に繋げるって発想は自己満足だ。
そんなことのためにやってるんじゃない」と怒っていたことがあります。

私は当時、その愚痴とも不満ともつかないものをケラケラ笑いながら
「そうですよね」と聞いていたのですが、時々、その言葉を思い出すことがあります。

どんな役割でも、ポジションでも、どんな状況でも、多少のハプニングがあったとしても、
その場に立ってしまった以上、その場で最善を尽くすしかない。

準備が不十分だから、人が足りていないから、これまでもそうだったから、
場所が、誰かが、何かが起こったから、

そんなどうにもならないことに責任を押し付けたり、もっとこうした方がいいよなぁと思ったりする前に、
その場でできる限り修正する方法を考え、実行し続けなければいけないんだと思います。

今の自分にはそれができているのか、何かのせいにして、諦めていないか、妥協していないか、
ふと考えて、うーん。ちょっと反省すべきかなあと思ったのでした。
悔しいって思ってたいですね、いつも。

こまい