特別あつかい
困っている子を助けるという言葉が私は苦手だ
誰かを特別扱いしているという状態が苦手なのかもしれない
特別な状態を支援することが永遠に続けばいいと思う
でもそんなことはできないわけで
特別扱いが終わったらその子はどうなってしまうのだろうと考えてしまう
なので、特別扱いはあくまでもその子の自立を促すような仕組みでなければならない
かわいそうだから
そんな理由で一時的に特別扱いをするのではなく、その特別扱いはその子の学びにならなければならないと思う
こども食堂や学習支援に来ている子どもたちもそうだ
あくまでもここは一時的な場所なのだと運営している僕らは認識しなければならない
この子たちを特別ではなくす場所でなければならない
僕らはそのためにその場所を持続的に運営することに努めなければならない
もし明日その場所がなくなっても子どもたちになにかが残るような関りを持つことに心を砕かなくてはならない
僕らはかわいそうだから助けているのではなく、
その子が自立するためのアシストをしているだという立場で関わらないといけないと思う
そもそも特別という言葉がよくないと思ったりもする
英語でいうとスペシャルだ
スペシャルな扱いという表現のほうが抵抗がない
これから特別という言葉をスペシャルに変換しよう
松本