想像力
4月ですね。
BHでも新入生を迎えるために、様々なイベントが企画されています。
さて、小さい頃に、自由帳に欲しいものをたくさん書いていたのを覚えています。
例えば、「ジェットランドセル」。小学校が家から遠かったんです。だから、ランドセルにジェット機が搭載されていて、タケコプターよりもっと速くビュンって移動できたらいいのになと思っていました。
例えば、「ローラーシューズ」。スイッチを押したら、運動靴の底から、ジャキーンってローラが出現して、スイーって滑れたらかっこいいのになと思っていました。
その数年後、TVを観ているとローラーシューズのCMが流れて来ます。その時の私の衝撃たるや。すぐに買ってくれと頼んだ気がします。
中学生の頃は、勉強は苦手ではなかったですが、英語を学ぶ意味がわかりませんでした。だって、絶対、私が大人になる頃には、「翻訳こんにゃく」ができるはずだって思っていたんです。
翻訳こんにゃくとは、ドラえもんの道具の一つで、こんにゃくを食べると万国の言語を理解し、話せるようになるというものです。
こんにゃくを食べるとってわけにはいかないけれど、最近は、翻訳機器がどんどん登場していますよね。
そうなんですよね。
「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」
これは、ジュール・ヴェルヌというフランスのSF小説家の言葉。だそうですが、
BHでの活動も同じだと思います。
子供たちがイベントを通して、どのような経験や体験をし、どのような気持ちになって帰るのか、
その後、どのように成長していくのか。
中学生が、高校生が、何を感じ、考えるのか。その後、どのように行動へと移していくのか。
全ては想像することから始まるのだと思います。何のために何をするのか、もっともっとみんなで想像していきたいですね。
新歓を見ながらそんなことを思ったのでした。
こまい