近頃の若い奴ら

帰り道イヤホンからウルフルズが歌う「明日があるさ」が流れてきた。

『「近頃の若い奴ら」とよく言うけれど、自分のころよりだいぶまし、大目に見よう敬語ができないくらい』
そんな一説が耳元で流れてきた。

歩きながらふと思った。
常識とか礼儀とてもは大切だと思う。
でも仕事には適用されない時もあるような気もする。

年齢とか経験とかを重んじて言いたいことが言えないなんて間違えている気がする。
もちろんわきまえる点はわきまえているという前提ではある。

なにが言いたいかと言えば私の周りで活躍しているBHのOB、OGたちは多少無礼な部分はあるが、
なぜかみんな好かれていて、認められていて、とても尊敬に値する人たちだということだ。

BHは上下関係にまったく厳しくない。
悪く言えば無礼で、よく言えばとても風通しのいい実力社会なのだと思う。

1年生でも2年生でも上級生よりも正しく、筋が通っていれば認められる。
たとえ相手が職員であっても例外ではない。

ここで活躍する方法はとても明確なのだと思う。

正しく、筋が通っていて、仕事ができることなのだと思う。
それはとても公平で、とても生きにくいことだと思う。

自分より年上で経験がある人に噛みつくことはとても大変で生きにくいことだと思うのだ。

でも、私の周りで活躍しているBHのOB、OGたちは礼儀以上に他の人がその人の存在価値を
認めざる得ないなにかを持っているのだろうと思う。

きっとあの人たちは「近頃の若い奴ら」とかをきっと言われてきたのだろうと思う。
※本人が気づいていない可能性は高いが・・・
でもそれ以上に努力しての正しさを貫いて、考えて、人が認めざる得ない成果を出してきたのだと思う。

BHはこれからも「近頃の若い奴ら」をどんどん輩出していきたい。
それは、ただ無礼なやつではない。
正しさを自分たちで証明し、努力し、自分たちの価値を自分たちで証明できるそんな人だ。

松本