はたらくまつもとさん

アルバイトと働くことの大きな違いはなんだろうか
それは生活の中でそれが占める割合の違いだろうと思う

大学生の頃、自分の中の生活の主役は学校、遊びだ
アルバイトはそれを叶えるための原資を蓄える手段であった

社会人になって気づいた
自分の中の主役が仕事に変化したことに
毎日仕事に行くために起きて、仕事から帰って寝て、仕事のリフレッシュをするために休む

でも、また少し時間がたってふと考えた
自分は仕事をして何を成し遂げたいのだろうかと
毎日なんのためにがんばっているんだろうかと

自分が成りたい姿
自分が社会で成し遂げたいこと
自分がやりたいことを叶えるために
そんなことを達成するために働いてもいいなと思った


そろそろ就活が始まっている。

セミナーでは甘い言葉が飛び交って、会社のきれいな部分をプレゼンのうまい人が紹介している
少し歳の離れた大人はキラキラしていて、ガンガン働いている大人はかっこよく見える

でもそんなものは全部幻想だ

別に1年就職が遅れても死ぬわけではない
会社の大きさは別にどうでもいい
どうせみんな最初に入った会社なんて5年もしないうちに辞める

大学時代のゴールはなんなんだろうか
いい会社に就職することだろうか?

40年
それが会社に入ってから辞めるまでの期間だ
アルバイトを頑張ってるやつ。残念ながら今から40年働ける。
幸いにも大学生のみんなは今時間が割と自由に使えたりする
その自由な4年間を労働に使うべきなのだろうか

大学生よ
何かをやり遂げろ。それが嫌なことでもやりたいことでも何か一つやりとげろ
それを一緒にやり遂げる仲間を作れ。うれしいこともつらいことも共有できたそんな友達を
いつも新しいことにワクワクしろ。どんな大変でもわずかなワクワクを探してほしい

きっとそんなことが、いやそんなものだからこそ働き始めてから残る大切なものになる気がする
きっとそんな記憶とそのころの友達が財産になって、自分を支える何かになる気がする

でも・・・
ほどほどに就活はしてね。とも思う(笑)

松本