新しいぶどう酒は新しい革袋に
小中高大とずっとキリスト教系の学校に通っていて、一応、キリスト教の洗礼も受けているので、聖書には親しんである。
新約聖書の一節にこんな言葉がある。
新しいぶどう酒を古い革袋に入れる者はいない。
そんなことをすれば、革袋は破れ、ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。
新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。
そうすれば、両方とも長もちする。
(マタイによる福音書 第9章17節)
以前のブログにも書いたが今年末で私はこの法人の理事長及び理事を退任することにしている。
2000年3月の法人設立以来、ずっと代表を務めてきたが、その体制が大きく変わろうとしている。
「新しいぶどう酒は新しい革袋に入れろ」
代表や理事の構成なども大きく変わろうとする中、組織のあり方それ自体もしっかりと見直す時なのだと思う。
古いから悪いわけではないし、古いもののなかにも良いもはあるだろう。
ただ、新しいものと調和する組織のあり方が存在するのだと思う。
理事長退任まであと1ヶ月。それまでに何ができるだろうか。(のじま)