10年後に気付けた大切なこと

先日結婚式で大学時代の友人と会った。
彼らとは2ヵ月に1回くらいあってるのでそんなに珍しくもないが、
よく考えたら18歳で出会ってもう10年近い付き合いになる。

大学に入学したあの日、後ろの席から声をかけてきた彼と
なんとなくボランティアしたいねって話していった説明会で
たまたま見たマレーシアでの海外ボランティアに興味を持って、
怪しい階段をのぼって行った新歓で、子どもと遊ぼうと誘われたキャンプから始まった今。

もしあの時あのひとことがなければきっと今はまじめにサラリーマンでもしていただろう。
周りを見てなんとなく思うのだけれど私は人に恵まれている。

友達が少ない私がいうのもあれだが、大学時代に本気でぶつかって、本気でアホなことに取り組んで欲しいと思う。
その時間を経験した友はおそらくずっと友達だ。
学業に集中するのが学生の本分であると思う。
でも大学時代にしかできないことに本気で取り組むことも大切だと思う。

80回くらいしかない春夏秋冬の4回をそんなことに使うのも悪くないと思う。

僕は思う。
たぶん10年後に一緒に飲んでるのも、20年後に一緒に飲んでるのもこの仲間だろうと。

そんな4回の関係が残りの60回をつないでくれたことに感謝したい。
あの時間をすごしている時には気づけなかった大切なことの1つである。

松本