最近一番ムカついたこと

最近キレキャラが定着しつつあるが、正直そんなにムカついたり、怒ったりすることはない。
声は大きくなったりすることはあっても、それは一時期のテンションの高揚であって、
その人が嫌いになったり、荒れ狂うほどムカつくことはない。

ただ、今週は久しぶりにムカつくニュースと出来事があった。
たまたま、夜テレビをつけるとこんなニュースがやっていた。

「夏休み 子どものツアーが次々中止に… そのわけは?」

BHが関西教育旅行を立ち上げたきっかけでもあるキャンプと旅行業法との関係性について。
関西教育旅行では、年に1回「旅行業法セミナー」を実施してきた。そして今年は関東でも開催を実施した。
行政の方にも参加いただける様に通知も出し、ボランティア団体の方や、行政の方、大学のボランティアセンターの方など多くの人に参加いただいてきた。
昨年、熊本地震の際には、同様の案件で行政が実施するボランティアバスツアーが摘発を受け、
国交相から各行政に通達が行ったこともあり、少しずつではあるがキャンプと旅行業法の関係については周知してもらえている様に感じていた。

それでも今回のニュースの様に摘発を受けることは、
まだまだKETの力不足だと思うし、仕方がないことだと思う。

ただ、何に一番ムカついたのかというと、すぐに「中止」にすること。
少なくとも大人の都合で摘発を受けているのに、何とか実施できないかと模索しないこと。責任をとらないこと。
小学生にとってみればたった6回しかない夏休みの機会を平気で奪うこと。
「国がもっとわかりやすく通知してほしかった」と責任転換すること。

それが一番許せないし、ムカついてしまう。
「キャンプ 旅行会社」で検索すればおそらくKETが一番上のページにくると思う。
別にKETでなくてもいいが、大手でも街の旅行会社でもいいので、
「あと2週間後に開催ですけど、何とかならないですか」と相談にいけば何とかなったかもしれない。

その判断がとても理解できない。

去年BHのキャンプが人数不足で中止になりそうになった時に、
弟やその友達に参加してもらえないかずっと頼んでいた学生がいた。

学生だから・・という人もいるが、
少なくとも自分が子どもを持つ親であれば、
覚悟のない大人よりも、この学生たちに子どもを預かってほしいと思う。

久しぶりにキレたでき事でした。

(片岡)