職員で夕食に行くとこうなる

事務局の職員達は夕食を共にすることが多い。
恐らく全員が未婚者であり、且つ夜遅くまで仕事をしていることが原因と考えられる。
今回は職員で夕食に行った際にありがちなシーンについていくつかご紹介したい。

エピソード1.出発
事務局内で理事長が発する「腹へった」が出発の合図である。
基本的に遊び心にあふれる職員達は、ちょっと無視をしてみたり、一度断ってみたりするが、結局のところそれは時間稼ぎに過ぎず、きりの良いところまで仕事を終わらせるとみんなで仲良く出発するのである。
※繁忙期には以前に書いたブログのような自体が発生することがごくまれにある。「職員の仲良しさを象徴するワンシーン

エピソード2.席決め
BHは年上の先輩方がフランクで懐の広い性格をしておられるおかげで、全員がフラットな関係で、上座、下座などの概念が全くない。
そのため、みんな思い思いの席に適当に座るので、ごくまれに理事長の席の横に誰も座らなかったり、ごくまれに理事長の目の前にお箸・小皿・呼び鈴などが設置されており、「能島さんピンポンお願いします」なんてことになったりする。これが許されるのも理事長の懐の広さ故だ。

エピソード3.注文
注文に関しては基本的には理事長が決定権を持っている。また、理事長はかなり決断が早い。そのため、店員さんが「お先にお飲み物をお伺いします」の段階で「ついでに注文いいっすか〜」と食べ物の注文に入る。まあここまでは他のグループでもよくある話だが、通常最初の注文(しかもファーストドリンクの注文)の際には考えられない位の料をオーダーする。
理事長「〜〜と、〜〜と、〜〜と、あと〜〜!」
理事長「とりあえず、それで」
店員「かしこまりました」(訳:どこがとりあえずやねん!)

エピソード4.〆の注文
楽しい時間は過ぎ去り、職員全員がおなかいっぱい…となったところで、「〆何にする?」という悪魔の言葉が飛び出す。
毎回のことなのであれば、その分を計算してお腹を調整すればいいなんて考えた方は甘い。そもそもそれまでの注文権限を誰が持っているのか思い返してほしい。この時点で職員達の胃袋は飽和状態なのだ。
しかも特筆すべきは〆の注文ラインナップだ。
通常飲食店側はご飯物、麺類、デザート等気分に合わせて選べるようにメニューが分かれていることが多い。理事長はその選択権をすべて行使し、「ラーメンとお茶漬けとアイス」という極めてロックな注文をする。
最近の例:「特製ソース焼きそばと、海鮮焼きそば」

エピソード5.支払い
初めにお伝えしたようにBHの先輩方は懐が広いので、基本的にはご馳走になることが多い。
ただその場合、財布を出して「いやいやそんな」的なことをするのはBHでは絶対にNGである。
そういった合理性に欠ける社交辞令を嫌う風土があるみたいだ。
そこで私は渋々、渋々財布を出さずに、あえて軽い感じで「ごちそうさまで〜す」とだけ言って店を出るのである。

心は痛むが、これからもご飯にご一緒したいは思っています。

(おかたく)