終わりよければ全て良いわけない

今週は卒パが行われた。毎年この場にくると色々と考えさせられるのですが、
自分もBHに入って4年目の年なので、そういう意味では割と長い時間一緒にやってきたメンバーが卒業するというのは、
過去の卒パと比べても感慨深かったりする。

1回生の頃は人前で話すなんてまったくだった子たちが、4回生になればあんなに立派に話をし、
後輩たちから慕われているのを見ると、毎年成長はすごいなと考えてしまう。

そんな中で個人的にとても記憶に残った卒業生の話があった。
その人の話は、4回生というこの時期になっても自分の活動を美化することなく、
悪かったところ、出来なかったところをしっかりと受け止めて、反省している姿だった。

よくある話だが、人は過去を美化することが多いと思う。

「昔はどうだったとか」「あのときは・・・」みたいな話。
自分も学生の時にそういう話を聞いて、卒業生がそんなに偉いのか?と思ったこともある(捻くれてますね)

ただ、その学生は、在校生にこうすればこんな4年間をすごせるぜ!みたいな話は一切せず、
自分が担当していたプログラムの可能性と後輩にもっとよくしてもらいたいと、自分が出来なかったことを願いとして述べていた。

こういう話は個人的にかなりじんとくる。

ただ、大事なのはそれを聞いた在校生が何をするのかということ。

先輩に追いつこうとは決して思わないでほしい。
先輩を超えなければ、そのプログラムは毎年衰退していくことになる。
やるからにはしっかりと今の4回生を越えてもらいたい。

最後に、毎年なぜかこのブログで歌詞を送っているので、
今年はBase Ball Bearさんのこの歌を送りたいと思う。

出だしは勇者が旅を終えたところから始まるそんな歌である。
4回生の皆さん!卒業おめでとうございます!卒業が終わりではなく、始まりです!
BHで耐え抜いた力を存分に発揮して活躍してください。

疲れたときはいつでも戻って来てもらえれば、
飯ならいつでも行きますよ!これからもがんばれ!



終わりはそう、終わりじゃない
緞帳の奥は暗闇じゃない
エンドロールは走馬灯じゃない
物語に終わり何てものはない
「めでたしめでたし」じゃない
僕の生活は 終わらない
終わりはそう、終わりじゃない
ラストシーンはスタートラインでしかない
「昔々の話」じゃない
僕の人生は つづくつづく

The End/Base Ball Bear

(片岡)