プライベート旅行(その1)

仕事では高校生などを引率し、年に何回かは海外に行っているのだが、プライベートで海外に行くことはそんなに多くない。
そんなわけで3月5日から久しぶりのプライベート海外旅行に来ている。タイ、マレーシア、シンガポールマレー半島を縦断しようという試みだ。
一緒に行くのはNPO業界でも数少ない親友であるNPO法人み・らいずの河内崇典代表。河内とは5年前に二人でタイ、インドに行って以来の二人旅。
当初の計画は陸路でマレー半島を縦断する予定だったのだが、タイ南部のマレーシア国境地帯が非常に治安が不安定らしく、タイに住むブレヒューのOBたちからもあそこは危ないのでやめておいた方がいいとアドバイスをされ、3日ほどバンコクに滞在したあと、エアアジアを利用し、マレーシアのクアラルンプールまでひとっ飛び。それにしてもエアアジアの安さに驚愕。バンコク−クアラルンプールが最安値で3000円ほど。私たちは預ける荷物があったので、6000円くらいだったが、日本の国内線よりも断然に安い。
そして気を取り直して、クアラルンプールからシンガポールまでは鉄道で行くことにして、クアラルンプールのセントラル駅に行ったのだが、そこで驚愕の事実を知らされる。なんと、昨年にクアラルンプールからシンガポールへの寝台特急が廃止されたとのこと。えーーーー。私は大学時代に沢木耕太郎の『深夜特急』を読み、マレー半島寝台特急で縦断することを夢見ていたというのに・・・。いまは鉄道が高速になり、寝台車ではなく、普通の特急列車で8時間くらいでシンガポールまで行けるとのこと。ただ、同行の河内が、8時間も特急に乗るのはあまりに苦痛と弱音を吐くので、妥協してマレーシアとシンガポールの国境の街、ジョホールバルまで再び空路を使い、ジョホールバルから鉄道でシンガポールに入ることで合意。
今日は3月9日。クアラルンプール滞在を楽しみつつ、古都・マラッカまで遠征。はてさて、この先、どうなるのか。
次回のブログをお楽しみに!!(のじま)

深夜特急2?半島・シンガポール? (新潮文庫)

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