徒然なるままに・・・

先週、「来週旅行会社に入った理由を書く」と話していたが、
今週はどうしても書いておきたいことがあったので、優先的に書こうと思う。

今週はとある行政の職員に呼び出された。
先月出したプロポーザルの結果を伝えたいとのことであった。

結果を伝えたいだけであれば、電話でいいじゃないかと思いながら、翌日訪問した。

担当の課に行けば、別室でということで、
別館の会議室に連れて行かれ、課長と担当者と私で話が始まった。

結果から言うと、公募に出した3つのうち1つは採択、2つは不採択というものであった。

今までであれば、無理だったか・・と思うだけであるが、
プレゼンのした時の感触から正直今回はいけるのではないかという自信があったので、
それを聞いたとき、かなりへこんだ。

さらに、担当者から、追加で言われたことが結構突き刺さった。

「これからも青少年育成の活動で関わってほしい。」

これは選定委員の人がどうしても自分に伝えて欲しいと役所の人に懇願した言葉らしい。


その意図は分からないし、社交辞令的なものなのかもしれない。

ただ、プロポーザルの質疑応答の際に、ある選定委員がこんなことを質問してきたのを思い出した。

「最後にあなたの想いを聞かせてほしい」

今年一年間プロポーザルに何回も参加してきたので、おおよそのことは答えらる様になっていたし、答えれると思っていた。
ただ、この質問をされた時は正直焦って、「法人のではなく、私のですか?」と質問を質問で返してしまった。

「法人は関係なく、あなたの想いを聞きたい」

具体的に何を話したのかは覚えていないが、
・自分がNPOで働こうと思ったきっかけ
・今感じていること
・現状とその課題
・これから子どもたちにこうなってほしいと思うこと などなど
そんなことを自分の体験を交えて、まとまりもなく話したと思う。

そんな言葉を投げかけられながら、目の前にある不採択通知を見て、
自分の力量のなさに、周りに迷惑をかけてしまったことに耐えきれなくなった。
初めてまったく知らない人の前で泣きそうになってしまった。(泣いてはいない)

仕事は、たんたんとやってきたつもりだし、想いなんて言葉ではなく、行動で示せばいいとずっと思っていた。(有限実行できていなかは別として)
ただ、こうやって長年過ごしていると、自分の考えや想いがなんなのか分からなくなって、
結局何も出来ていないのではないかと思った。

久しぶりに結構落ち込んだ。

ここ数日福井くんや岡田くんを見ていて、
法人を背負って責任持ってやっている姿をみていたからというのもあるかもしれない。

帰りの電車の中で、
責任を持てない(持ちたくない)と考えている自分がいた。
少し時間が経った今も、情けない気持ちと、逃げ出したい気持ちと責任逃れしたい気持ちとそんな気持ちが入り乱れている。

何かよくわからないブログになってしまったが、別に励ましてほしいとかではない。
なんとなく、自分の中で考えていることがぐちゃぐちゃになった気がして、
今後の自分にとって、すごく大事な出来事の様に思うので、綴っておきたいと思う。

今週はそんな感じでした。

(片岡)