ビジネスプラン合宿

先週の土日、中高生のビジネスプランのお手伝いを行うために職員数名で学校の合宿にお邪魔してきた。

その学校はビジネスプランを考えることが夏休みの宿題になっており、全校生徒の中で、選考を勝ち抜いたプランが30ほどに絞られていた。それがより具体的なプランとなるよう、目的や対象の見直しから価格の設定まで学生たちと一緒になって考えた。

ひとつひとつのプランが本当に画期的でおもしろいものばかりだった。

中高生の発想はとても柔軟で、「年齢を重ねるごとに大人になってしまう」ということを実感する瞬間でもあった。

合宿中は、ターゲットの数を把握するため、効果の根拠を示すため、価格の妥当性を確認するため、様々な場面で必要なデータがでてくる。

そのデータをネット調べたり、なければ自分自身が調査したり、別のデータから推定したり、そういう作業がたくさんあって、とても有意義だと感じた。

フェルミ推定をする授業とか、自分が高校生のときにあったら楽しかっただろうなと思う。

BHの学生でも根拠を求められたときなど、「わからない」とか「調べたけど載っていなかった」とか言うことが多々あるし、自分もそういうことが多い。

今回の中高生たちのように、「データがないから分からない」ではなくて仮説をたてるということも忘れないでいたい。


※写真は理事長の騒音から身を守るために、離れた場所に布団を置く職員一同