ゲテモノナイト
先日、久しぶりにゲテモノを食べに行きました。
なんかわからないんですが、たまに食べに行きたくなるんですよね。
苦手な人は閲覧注意です(笑)
気に入ってくれた人は連れていきますよ!
もはや定番ですね。
蜂の子、蜂の幼虫です。
甘辛く味がついているので、酒のあてに丁度良いです。
昔は貴重な蛋白源として重宝されていたようですが、最近ではあまり見かけませんね。
この店でもメニューには載っておらず、いつも確認してからの注文になっています。
是非、成虫も食べてみたいものですね!
こちらも定番。
この店の味付けははちのこと同じですが、関西でいうところの「いかなごの釘煮」のイナゴverが信州では有名です。
食感は小エビに近い感じですかね。蝉は土くさくて中身の詰まってないエビのようだったので、昆虫は基本的にエビに近い食感なのかもしれません。
ここで一つ豆知識ですが、
イナゴやトノサマバッタには孤独相と群生相というものがあります。一種の性格のようなものです。
数の少ない環境で育ったものは平和主義者になり、密集した環境で育つとヤンキーになるというとわかりやすいかもしれません。
群生相のバッタは、群れて行動し、色が黒くなり狂暴化します。
聖書に出てくる災害の一つに「イナゴの災害」みたいなものがありましたが、あれはまさしく群生相のバッタによるものですね。田畑を壊滅させるのに1日もいりません。こわいですね。
ところで、孤独相に比べ群生相のバッタは脂肪の量が多いらしいです。雑食性が増し、肉食化する個体すらいるらしいですからね。
これはもしかして群生相のバッタのほうが美味なのでは!?
是非、食べ比べてみたいものですね!
今回のメインディッシュです。
食感は鶏肉に近いですが、どこか粘っこさがあります。
少し噛み切り辛いというか、なんというか(笑)
あれは一度食べてみて欲しいです。
この両足の力強さがわかるのもポイントです。
生まれたころにはまだないはずの後ろ足が、後天的に生えここまで立派に育つんですね。
四肢がなく尻尾がある状態から、大変して色まで変わる様は、昆虫の完全変態並みの変化だなと感心しました。
いやー加藤くん喜んでますね。
連れて行った甲斐があったってなもんです。
今頃は僕らの胃の中の蛙ですね。
いや、もう胃はとっくに過ぎてるか。
ごちそうさまでした。
(遼)