ふりかえる

9月1日からリーダーズキャンプ、トップマネジメント研修という怒涛の5日間を終え今日から平常運転です。

リーダーズキャンプではこの夏活動した大学生ボランティアがキャンプの振り返りをおこないました。
彼らの報告を聞いているとなんだか懐かしい気持ちになりました。

実は私にも深く記憶に残っているキャンプの思い出があります。
私が責任者を務めていたキャンプでの出来事でした。

ある子どもが集合時にホームシックで号泣していました。
私は根拠もなく「大丈夫だよ」と彼に話したのを覚えています。
その子どもは解散時も同じく号泣していました。
今度は帰りたくないと号泣していたのです。

キャンプの内容も子どもの顔も自分が話したことももうあまり覚えていません。
ただ、この出来事だけはなぜか鮮明に記憶に残っています。

このとき漠然と誰かを楽しませることができるこの活動はすごいなと思いました。
自分が誰かを笑顔にできるのだと。人の役に立てるだとそう感じたことも覚えています。
そしてこんな機会を提供できるこの団体はすごいなと。
いつかここで働きたいなと思ったことを

今、私はBHで働いています。もちろんそれ以外にも理由はありますが、
あの出来事が今自分がここにいるきっかけになったのは確かです。

この夏キャンプに参加した多くの子ども、ボランティアも本人が気づかないうちに多くのきっかけに巡り合っていると思います。
そのきっかけを大切に育ってていってもらえたらなと思います。

そんなことを思った振り返りでした。

松本