最近思うこと
最近事務局では「誰かに見てもらった?」「事前に言えばもっとスムーズに進むのに。」という言葉よよく聞く。いわゆる根回しというものだ。
「事前の相談」や「すり合わせの作業」というものはとても大事なことだ。
物事には順序というものがあるし、何か大きな変更をしようとしたときに、それをいきなり提案しては当たり前のように反発が起きる。
だから、事前に他のアイデアがないかを別分野の人に相談したり、反発が起きそうなグループと妥協点を探ったりすることで、物事は円滑に進み、なおかつ自分の思い描いた状況に着地させることができる。
しかしながら、それが「権限を持つ人へゴマをすりに行く作業」になってしまうといけない。
この差はなかなか抽象的で自分でもよくわからない。
今のところ個人的に考えている違いは、根本にあるのが「自分にとってのみ都合のいい方向に進めるため」なのか、「自分が正しいと思っていることを実現させるため」なのかということだと考えている。
この違いは微妙なものだし、本人としては無意識な場合もあるだろうから相談を受けた側が見分ける必要がある。
その物事が正しいかどうかが最も重要なこと。だと考えている僕の頭が固すぎるのかもしれないが、気に入られているとか接触頻度とかで公平性が失われてはならないと思う。
(おかたく)