子どもは想像を超えてくる生き物だ

今日はキャンプの引率でした。
子どもと接していて思うことがある。

子どもは常に想定を超えてくるということ
僕らが想定していた大きさ、規模感、想定を簡単に超えてくる。
大人は見本を見て、その範囲内で納めないといけないというフィルタを持っているからだろう。
でも子どもはそんな既成概念は関係などない。

今回は段ボールでの椅子作りだったのだが、大人は椅子の形を知っている。
だから椅子の大きさ、形状はよく見るものに近づく。
でも子どもはそうではない。
「椅子は座るもの」
だから、形も大きさも自由。そんな自由に大人がついていけない。ただ、その自由を子どもから奪ってはいけないと思う。
大きすぎて持ち帰りが難しくても、絶対に分解とかはしてはいけないと思う。それは大人の勝手だ。大きな袋を買いに行けばいい。
子どもはたぶんその椅子がいいのだ。分解も切断もされてない自分が作ったその椅子が。

大人になってできないことが減ったと思う。
ただ、それはできることをしているだけだと思う。できないことをしないようになっただけだ。

子どもはできないのではないと思う。
できること、できないことをひっくるめて挑戦しているだけなのだ。
できないことも多くあると思う。その中で彼らは挑戦し、自分ができるかどうか試しているのだ。
だから簡単にできないことを責めていはいけないと思う。できないことをできたいと認識する時間なのだ。
だから簡単にリーダーが手伝ってはいけないとも思う。
できないことをできない。できることをできると認識するためには時間が必要なのだと

そんなことを感じたキャンプでした。

松本