クエストキャンプの影響と趣味に走った井上遼

くらえ!!滅びのバァァストストリーーム!!
こいつを出して、こう叫んでいればいい時代はとうの昔に終わったんです(笑)

最近めちゃくちゃルールについて聞かれますが、(恐らくクエストキャンプの影響で)正直こればっかりはなかなか難しい。
勉強と同じで「できるから教えられる」というわけではないんですよねー。

その原因は恐らく、他のカードゲームと比べて『覚えることが多すぎるから』だと思います。
具体的に何がどう多いか説明しましょう。

1、カードの種類
モンスター、魔法、罠の3種類だけかと思いきや、実はカードの種類がめちゃくちゃ多いんです。

通常モンスター、効果モンスター、儀式モンスター、融合モンスター、Sモンスター、Xモンスター、Pモンスター、通常魔法、速攻魔法、永続魔法、フィールド魔法、通常罠、永続罠、カウンター罠

改めて数えてびっくりしましたが、実に14種類ですね。
別に全部を使いこなせなくても遊ぶことはできますが、一応知っておく必要はありますねー。


2、効果モンスターの効果
カードの種類が多いなんてのは序の口で、これらのカード効果の種類が何とも大変なのです。
特に通常モンスター(通称:バニラ)以外のモンスターに基本的に備えてある効果の種類が特に多いかつ処理が分かりにくい。

起動効果、永続効果、誘発効果、誘発即時効果

「たった4種類だけかよ!」と思うかもしれませんが、この4種類を見分けられるようになるのは、数日じゃ難しいと思います。
それに、見分けられるようになっても使いこなせるのにはまた慣れが必要です。


3、カードによってルールが定められている
極めつけはこれです。

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[オシリスの天空竜]
◇効果
このカードを通常召喚する場合、3体をリリースして召喚しなければならない。[1]:このカードの召喚は無効化されない。[2]:このカードの召喚成功時には、魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。[3]:このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の数×1000アップする。[4]:相手モンスターが攻撃表示で召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。そのモンスターの攻撃力を2000ダウンさせ、0になった場合そのモンスターを破壊する。[5]:このカードが特殊召喚されている場合、エンドフェイズに発動する。このカードを墓地へ送る。

◇公式の解説
■「オシリスの天空竜」は通常召喚する際にはモンスター3体のリリースが必要です。表側表示での召喚しか行う事ができません。(裏側守備表示のセットは行えません。)
■『[1]:このカードの召喚は無効化されない』効果は、起動効果・誘発効果・誘発即時効果・永続効果のいずれにも分類されない効果です。
■『[2]:このカードの召喚成功時には、魔法・罠・モンスターの効果は発動できない』効果は永続効果です。
■『[3]:このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の数×1000アップする』効果は永続効果です。
■『[4]:相手モンスターが攻撃表示で召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。そのモンスターの攻撃力を2000ダウンさせ、0になった場合そのモンスターを破壊する』効果は誘発効果です。(対象を取る効果ではありません。ダメージステップでも発動します。攻撃力をダウンする処理と、破壊する処理は同時に行われる扱いではありません。また、この効果によってダウンした攻撃力はそのモンスターが表側表示で存在する限り適用されたままとなります。)
■『[5]:このカードが特殊召喚されている場合、エンドフェイズに発動する。このカードを墓地へ送る』効果は誘発効果です。(対象を取る効果ではありません。)

以下、省略

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このように公式ホームページにて、各カードごとのルールを解説しています。
これが本当に果てしない。

もちろん僕もそうですが、大会に出る際には自分が使うカードのルールを全部覚えていくのはもちろんのこと、他のカードのルールや処理方法まで覚えていないと勝てません。(相手の戦略等が読めるようになるからです)


現代は様々なTCGトレーディングカードゲーム)がありますが、遊戯王は圧倒的に難しい部類だと思います。
今回説明は省きましたが、スペルスピードやチェーンシステム等、他にも覚えなければいけないことはたくさんあります。

しかし、それだけに使いこなせると面白いです!
お互いの知識と戦略がぶつかるので、大きな大会でも数人のマッチアップでも毎回盛り上がります。

少し時間と努力(とお金)が必要ですが、是非ともみんなでやりましょう!!

それでは!

(遼)