世界からAとTが消えたなら

事務局では事務所内全体のことをを「世界」と呼ぶことがある。
外の世界など知る暇もなく、タスクに追われるBHならではだと思う。

使用例:「この世界から油性ペンをすべて回収しろ」
※ホワイトボードに間違って油性ペンで板書をしたボランティアがいた際に理事長が発した言葉。

そんなこの世界からAまささんとTまきさんがいなくなってから、しばらくたつ。

2人がいなくなってから変わったことといえば、野球の話題が事務局ではほとんど話されることがなくなったことだ。

期待されていながら活躍できないままのやつを「松坂」と呼ぶこともなくなったし、宙ぶらりんのタスクに誰も手を付けない状態を見て「ゴメスと今成かよ」と突っ込むこともなくなった。

職員のほとんどがサッカー部出身ということも影響しているのだろうか。

だからといって、ランメニュー前におなかが痛くなる現象の原因について話したことはないし、ゴール運びの最少催行人数について議論を交わしたこともない。

みんな黙々とPCと向き合っている。きっと真面目で意識が高い人が多いのだ。

これからは「コアコンピタンスコモディティ化」みたいな話で事務局がにぎやかになることだろう。

(おかたく)