もう10年

先週末に新入生歓迎キャンプが実施されました

今回は60名の新入生と40名の既存ボランティアを1つのキャンプを作りあげていました
ふと解散時に遠くからその光景を眺めていました

私自身ちょうど10年前に新入生としてあの輪の中にいて、
その後3年間スタッフとしてあの輪の中にいた
BHに関わりはじめてもう10年

あまりうまくは言えないけど、
あのころ自分たちがしたことが今につながっているような
あのころ自分たちがしていた活動が目の前の新入生までつながっているような
そんな感覚を覚えた
それはもちろん僕らが活動していた前に活動していた先輩たちからつながっているもの

たった4年の活動だったけど
僕らの活動はそれで終わってしまったけど、その続きが登場人物が変わって目の前で紡がれている。

学生が主体のNPOが20年も続いていることが本当にすごいと思った
その世代、世代の学生が本気でなにかと向き合ったからこの団体は20年も続いたのだと

「大学生だからと言って舐められたくない」
よくそんな言葉を聞いた

大学生がサービスを提供しているからとか
大学生だからクオリティが低いとか
大学生だから不安とか

そんなことを言われたり、思われたくないと
お金をもらってサービスを提供している以上大学生だろうが社会人であろうが関係ない

「大学生に責任が取れるのか」
そんなことを言われたこともあった
でもそんなのは大学生だからとか社会人とかはあまり関係ないと思う
大学生であろうと社会人であろうと責任を負うのに資格などいらない
BHの学生たちは責任を負う覚悟をしてサービスを提供している
それはそこら辺の社会人よりもよっぽど優秀だと思う

今、目の前にいる新入生と既存スタッフはきっといろんな気持ちで活動しているのだろう
もしかすると僕の考えはもう古いのかもしれない

でもきっと1人1人がなにかの覚悟を持って活動していて、なにかをしたいと思ってそこにいるだろうと思う
その1つ1つが集まってBHという団体は成り立っているのだろう

きっと君たちがする活動1つ1つが今は知らない未来の大学生たちの活動につながっているんだろうと思う

今は今できることを全力ですればいい
それだけで自然とそれは未来へとつながる行為になると思う

そんなことを思いながら解散を眺めていました


松本