こんにちは!おかたくです(嘘)

こんにちは!おかたくです。

皆さんは『マツコ・有吉の怒り新党』という番組をご存じですか?
毎週視聴者から寄せられる身の回りの「怒り」に対して、
共感できるかできないかというところを議論していくバラエティー番組です。

先日、同番組の中でこんな怒りの声が寄せられました。
60代の女性より。
かわいがっている小学生の孫娘に、
「おばあちゃんはいつ死ぬの?」と聞かれました。
深く考えずの発言でしょうが、私に早く死んでほしいのでしょうか?

なぜこのような質問をしたのか。
おばあちゃんの推測では、
孫娘は現在兄と同じ部屋で寝ており、自分の部屋が欲しいために、
おばあちゃんの家がいつ空くのかを知りたかったのではと。

これに対してマツコと有吉の議論の中では、
孫娘は実際におばあちゃんが亡くなる事を想像していないからこそできる質問だし、
そもそも孫にとって祖母が死ぬという事がどういう状態なのか。
命が果てるのか、祖母が単にその家に住まなくなる事なのか、
「死とは何か」という哲学的なお話に及びそうでした。

僕は哲学的な答えの出ない議論が好きです。

先日はマイナンバーの取り扱いについての話の際に理事長が、
「私が私である事の証明を、私自身が証明するにはどのような方法があるのか」
と言っていました。
ゲスの極み乙女の歌を全くリズムに乗せることなく呪文のようにつぶやきながら。
「私以外わたしじゃないの。私以外わたしじゃないの。」
免許証や保険証などの身分証明書に記載されている人が「私」である事の証明は?

私ってなんでしょう?
私は誰でしょう?
今この文章を書いているおかたくって誰?
今この文章を本当に書いているあすこって誰?

哲学っておもしろいですね。

(オフィシャルゴーストライター あすこ)