え!?COUNT系関数をご存じない?!

こんにちは

松本です!
さて、さて、さて、今週は特にネタがありません。
ということで困ったときのエクセルブログ

今回は数式について説明します。
数式と聞くと「え・・・」ってなる人も多いと思いますが、
実はエクセルはIF系、ROUND系、COUNT系、LOOK系させ押さえておけば
そんなに困りません。

今日はCOUNT系の関数の説明をします。

・COUNT関数(選択した範囲の数値データを数えてくれます。)
=COUNT(範囲)
この関数はある範囲の数値を数えてくれます。
なので表の中に数値が入っていてその数を数えたいときはこの関数を使います。

さて、数値、数値と書いていますがじゃあ表の中の印が「●」とか「文字」だったらどうするの?
よく、こういう時にCOUNT関数を使って数えられないという人を見かけます。
そういう場合はCOUNTA関数を使います。

・COUNTA関数(選択した範囲の数値や文字を数えてくれます。)
=COUNTA(範囲)
この関数はある範囲内の数値や文字なんでも数えてしまいます。
なのでとりあえずこの関数を入力すればOKです。COUNT関数の上位互換といったところでしょう。

さてさて、じゃあ空欄は数えれないでしょ?入ってる数値と文字しかできないでしょ?
いいえ。そんなことはありません。もちろん空白を数えることも可能です。
そんなときはCOUNTBLANK関数を使えば簡単です。
もはや数式のネーミングルールが単純明快ですね!

・COUNTBLANK関数(選択した範囲の空欄を数えてくれます。)
=COUNTBLANK(範囲)
この関数で範囲を指定してあげるとその範囲の中にある空欄のみをカウントします。
もはや説明するまでもないですね・・・

これで完璧!!
ではありません。もしある範囲の中に数字と記号と文字が入り混じっていて、その中の記号だけを数えたい場合は・・・?
そんなことさすがにできないですよね?いいえできます。そんなときはCOUNTIF関数を使ってください。

・COUNTIF関数(選択した範囲の中から指定値を数えてくれます。)
COUNTIF(範囲,検索条件)
この関数はある範囲の中に「1」と「●」と「あ」という値が入っていて、その中から「●」の数を数えたいときに使います。
なので数式としては=COUNTIF(範囲,"●")というような関数になります。
【ポイント】
数値はそのままでいいのですが文字を入れるときは文字を" "で囲ってあげてください。
じゃないとエクセルさんは文字列だと判断してくれません
とりあえず数値以外を入れるときは何も考えずに" "を入れてください!

さてさてさて、もうないでしょ?
じゃあ、もしある範囲の中に数字と記号と文字が入り混じっていて、その中の記号と文字を数えたりできないでしょ?
ふっ・・・
いいえできますとも。そんなときはCOUNTIFS関数を使ってください。Sをつけているのがポイントです。

・COUNTIFS関数(選択した複数の範囲から複数の指定値を選んでくれます。)
=COUNTIFS(条件範囲 1, 検索条件 1, 条件範囲 2, 検索条件 2, ...)
ルールはCOUNTIF関数と同じです。複数条件を使いたいときにこの関数を使ってください。
ちなみにいくつでも条件追加OKです!
※ただしあまり使いすぎるとエクセルが重くなるので要注意です。

さて、ここまでマスターしたらCOUNT関数は完璧です!
次回はROUND関数の説明をします!

松本