淡路という町を知っていますか？

淡路という町を知っていますか？

淡路島ではありません。
その場所は大阪市東淀川区にあります。

今週はお仕事でこの町にいくことがありました。

私はＢＨの中でも異色な関西大学出身なので、この町には大変お世話になりました。

淡路という町を一言で表すと、ＴＨＥ下町です。
駅前にはパチンコ屋さんとマクドナルドがあり、
昼間からおっちゃんたちが、月桂冠のカップを持っています。

このご時世でも商店街はいつも賑わっていて、自転車が溢れかえっています。

道の真ん中を歩いていると、チリンチリンと引かれそうになります。

ガラが良くないと言えばそうなのかもしれないですが、
大学時代、サークル終わりに毎回来るラーメン屋があったり、
あほみたいに飲んでも「今日はサービスしとくわ」と毎回まけてくれる居酒屋のおばちゃんがいたり、
実は人情深く、温かい人たちで溢れているのだ。

自分の大学生活の思い出がその町にはたくさんある。

そんな町だが、土地整備のため、工事が進められている。
自分が久しぶりに行ったときも東側は殆どなにもない状態になっていて、商店街も半分なくなってしまっていた。

確かに、お世辞でも「美しい」と言える場所ではないし、
耐震や安全面を考えると当然のことだとは思うのだが、
いざ、目の前に昔あったものがなくなると少し寂しかったりもする。

昔ながらの商店街という魅力は残してほしかったと思う部分も強い。

自分としては、こういう下町が好きだったし、
品がないとよく言われる関大生もこういう場所が実は居場所だったりするのだと思う。

そんなことを考えつつ、
大学時代のことを振り返った1日でした。

「淡路」という町が今後どうなるのかは知らないが、
この町に育ててもらったことは間違いない事実だ。

本当に青春をありがとう！

（片岡）