シャドウピッチングは意味があるのか

最近ある本を読んだ。

その本にはどうすれば、創造力が常に生み出せるのか、ストレスを感じずに仕事をするにはどうすればいいのかなどが書かれていた。
※決してストレスを感じて悩んでいる訳ではありません。
※とある研修の事前課題でこの本を読んでくることがあったので、購入しました。

そこには、休憩時間にはどういうことをすればいいのかが書いて有りました。

それを読みながらふと思ったのですが、
田中職員がいつも行っていたシャドウピッチングは、いつもネタにされていましたが、
本当にかなり効果的な休憩の取り方ではないのかということです。

少し細かく見ていきたいと思う。

○効果的な休憩
【1】情報の摂取を減らす
普段メールやSNSなど膨大な情報が入って来る社会の中で仕事をしているので、これは非常に重要です。
シャドウピッチングをする際は、もちろん出来るだけ身軽にする必要があり、携帯ももちろん机上に置いていくので、情報を取得することは有りません。
むしろ、頭の中は、このバッターをどうやって打ち取るのか、次はどの球種を投げるのかを考えているので、仕事のことを考えていない状態になります。

【2】深く深呼吸をする
ピッチャーが投げる前に深呼吸をするのを誰もが見たことがあるのではないでしょうか。
仕事中は呼吸は浅く、短くなりがちです。これは緊張をほぐし、心と体をリフレッシュさせるのにはかなり効果がありそうですね。

【3】屋外へでる
休憩中に外にでて何かをするというのは少し恥ずかしかったりもします。また運動をするにもスペースがないので、困ったものです。
しかし、シャドウピッチングはちょっとしたスペースでできるため、廊下や屋上、ベランダなど外の空気を吸いながら行う事ができます。
そう、あなたがマウンドだと思ったところがマウンドなのです。

【4】体を動かす
人間(動物)というのはずっと座った状態でいるよりも、動いた方がエネルギーを得られるらしく、ヨガや太極拳などが効果があるそうです。
ずっとパソコンでのデスクワークで固まった筋肉や目の疲れが体を動かすことによってほぐれ、休憩後には集中している状態になるらしい。
シャドウピッチングは、汗もかかずに全身の筋肉を使っている。かなり効果がありそうだ。

【5】人とのやりとりを最小限にする
仕事で人と接する機会も多い。なので、休憩は一人の時間をとった方がいいのだと。
シャドウピッチングは、自分との戦いだ。時には首を振り、空想キャッチャーのサインを拒む。牽制球を投げるときもあるだろう。
握りもしらない球種も投げることも可能だ。
人との会話を最小限にし、自分との対話に徹底する。
他の休憩方法では味わえない魅力だ。

これを見ても分かるとおり、シャドウピッチングはかなり効果的な方法です。
是非、学生のみんなも悩んだら腕を振ってみてください!

(片岡)