「意欲がある」は重要なのか。

意欲:積極的に行おうとする心(google先生より)

ある会議でこんなフレーズを耳にした。

「責任者はやっぱりその役職に意欲のある人がやったほうがいい。」

自分が学生の頃から、周りの人の発言で違和感を覚えることが多かったのが、この「意欲がある」というワードだ。

一般的に「意欲がある」と褒められることが多く、「意欲がない」のはネガティブな意味でとらえることが多い。

ただ個人的な意見としては、「意欲がある」のは悪いことではないが、「意欲がなく」ても別にいいのでは?と思ってしまう。

つまり、意欲って別にどうでもいい概念なのでは?ということだ。

上にも書いたように意欲とは「積極的に行おうとする心」のこと。

「積極的に行おうと思っているだけ」であって、実際に積極的に何かを行っているわけではない。

重要なのは、実際に積極的に行っているかで、更に言えば積極的に行った結果で何かポジティブな現象が起きているかだと思う。

ダイエットで例えると、

意欲→「痩せたい」「ジムに通いたいと思っている」

行動→「ジムに通っている」

結果→「1kg痩せた」

うわ。意欲ってどうでもいい。むしろ痩せることの目的が美しく見られたいだとするなら、1kg痩せただけで見た目が変わらない行動、結果すら意味がない。

意欲がなくても、積極的でなくても、使命感や責任感みたいなもので淡々と結果を出している人の方がよっぽど立派だと思う。

(おかたく)