最近の事務局は行政からの委託事業などの申請書や報告書で職員一同、ドタバタしております。
当法人では2009年から子どもの貧困プロジェクト"Chance for Children"を開始し、子どもの貧困解消に向けた取り組みを行っていますが、それらの事業は企業や市民の皆さんからのご寄付により運営されているため、予算にも大きな限界があることも事実です。たくさんの子どもたちは様々なサポートを必要としているにもかかわらず、予算の限界でそれを行うことができないという状況は、非常に心苦しい限りです。
そう考えると、こどもの貧困対策事業のような受益者負担が困難な事業については、税による公的投資を行う必要性が高い分野でもあります。そのようなことから、私たちはできる限り、子どもの貧困対策に向けた行政の委託事業については申請しようとしています。今年もまた来年度に向けて様々な自治体から委託の公募案件が出ています。職員が分担、協力しながら、その申請書を書く毎日です。(のじま)