職員はコスト
当法人では毎年一度、「財務統括委員会」が開かれ、各部局の学生たちが集まり、地代家賃や光熱費などについて、どの部局にどれくらい配分するべきか話し合います。この決定によって年間に行う企画の数や達成する利益額も変わってくるのでかなりピリピリした空気が流れます。
その中でも当法人の支出の多くを占めるのが、我々職員のお給料です。
職員がどの部局に多く時間を割いたかによって按分額は大きく変わるため、学生たちはできるだけ職員に頼らないように自分たちで考えます。学生が学生を管理する仕組みも自然と出来上がりやすくなります。
この仕組みは個人的にとても好きで、学生たちが自然にコスト削減や目標意識が生まれているように感じます。(最近少しこの文化が薄れてきている気もします...)
一方で、考えるのは「職員はコストである」ということです。
最近どこかの本で「社員は給料の3倍稼げないと組織にとってマイナス」という言葉が見かけました。
もちろん組織の性質上、稼ぎ出すお金だけが職員の役割ではないですが、学生達がああでもない、こうでもないと言いながら考えて、節約して、捻出した結果として生み出されるお給料。
自分はその分の働きができているだろうか。
もっと学生たちに還元できるところはないか。
休んではいられないと思います。
(おかたく)