甲子園に想いを馳せて

今年も盛り上がりを見せる甲子園。職場からかなり近いのに実は未だに1度も見に行ったことがありません。個人的には入団からの成長や記録の過程が見えやすいプロ野球の方が好きなのですが、甲子園もやっぱりいいものです。

一昔前までは当然ながら自分が選手として甲子園で躍動する姿を想像していました。私は幼少期に頭を怪我してしまったので、固いボールの野球やヘディング必須のサッカーは危ないため、クラブチームに入れませんでした。クラブチームに入れていればその才能を開花させ、帝京高校あたりから巨人軍に入団していたかもしれません。そして現在脂が乗り切った31歳、年俸2億5000万。サードで不動のレギュラーを獲得していれば、村田選手はFAで巨人に来なかったしれません。そうしたらバルディリスDeNAではなくどこへ・・・?歴史とは繊細な糸の紡ぎのようです。


ああ、もう自分にしか見えない・・・。

最近は自分ではなく、我が息子はどうやったら甲子園に出れるのだろうということが気になります。正確には、どういう子育てをすればこういった強靱な体力や精神力が育まれるのかということに興味津々です。特に今大会はスーパー1年生清宮幸太郎くんが騒がれています。あの体型、移籍してきた外国人みたいですよね。清宮くんの父親は、ラグビー界の名監督です。子育て論も各所で記事になっています。

やはり小さい頃の感覚は大事だろうということで、庭で野球をしています。彼の振るバットの軌道に寸分の狂いなくボールを投げ込むという中々難しいことを繰り返しています。神戸市北区に北別府ありです。そしてあたかも自分で当てたかのような錯覚を覚えさせ「うまいぞ!」と褒めちぎっています。私のコントロールが悪く、3回くらい連続で空振りするとアンパンマンのバットを投げつけて家に戻ってしまいます。中々いい闘争心を持っているかもしれません。すべてのことをポジティブに捉えるのは親の使命です。

目指せ、15年後の甲子園!(鶴巻)