今週もキャンプ

今週もキャンプに来ています。今週は自転車で兵庫県を縦断するというキャンプです。
中学生が3日間かけて兵庫県日本海側を目指します。

そんなキャンプに同行したのですが、今年26歳を迎えるおっさんはもちろん自転車をこいでいません。物理的に無理なので、彼らのサポート役として、補食や給水などを乗せて車でバックアップを行いました。

最初は車だし楽だろうと思っていましたが、現実はそんなに甘くありませんでした。
前日に下見をしているので、まずは前日に170キロを往復します。本番は、3つに別れたグループに休憩の度にきちんと水分が摂れるように何度も道をピストンしながら進んでいきます。
大人二人で交代しながらですが、暑さもあって水分が減るスピードがかなり早いので何度もお茶とアクエリアスを作り、コンビニで氷を購入し、の繰り返しです。ゆっくりお弁当を食べる時間や休憩の時間もなく、コンビニで買ったおにぎりを車で頬張るのが精一杯です。

また、中学生はルートが記載された地図を持っているのではなく、白地図をもっているだけなので、何度もルートからいなくなり、「どこいったんや!」という焦りが起こります。
宿舎に着いた後も、明日の朝食の準備などで追われ、かなりハードの3日間となりました。

ただ、そんな彼らの姿を後ろから見ているととても感動的になるシーンがありました。

最初は自転車を乗るのが苦手で坂道になるとすぐに諦める子が、少しずつ変化を見せ、
3日目には仲間に追いつこうと坂道で必死に自転車に乗ろうと何度も挑戦していきます。
後ろから「頑張れ!!」とエールを送るしかなく、完全にはじめてのおつかいの柴田理恵状態でした。

また3日間男ふたりでずっといると会話がなくなり、
「○○(学生)がカラオケで歌いそうな曲は?」というくだらないクイズをはじめ、
最終的にはその人の仲の良い友だちに電話していくという何とも言えない時間を過ごしていました。

なにわともあれ、3日間本当にお疲れ様でした。
少しでもこのチャレンジングな企画が日常でも活きてきてもらえたらと願っています。

(片岡)