成長

最近週末も仕事のことが多かったので、今日はお休みをいただきました。
とは言ってもこんな平日に予定を合わしてもらえる友達もおらず、1人でカフェで本を読んだり、週明けの講演の資料を作ったりしています。
カフェで仕事をすることは普段の1,5倍くらい業務効率が上がります。しかも神戸はおしゃれなカフェや静かなカフェなど色々あるので、毎回気分に合わせて場所を変えれば、慣れてきてだらけることもないのでとてもいいです。
もし皆さんも神戸でおしゃれなデートをしたいなどがあれば、オススメを教えますので、いつでも聞いて下さい!!


さて、先週末は当法人が今年の夏に行うマレーシア植林ワークキャンプの事前勉強会に派遣として参加してきました。
昨年は現地にも一緒に行ったのですが、今年は事前活動だけなのでなんだか少し寂しい気持ちです。
しかし、その日はそんな気持ちをふっとばすかのごとくとても感動したことがありました。

今年の参加者の中で1名、昨年の夏にも参加した女の子がいます。
その子はとてもおとなしく、昨年の7泊8日のキャンプでは、何を話しても「うん」と頷いたりするだけでした。
キャンプ3日目くらいからは、少しずつ打ち解けてきたりもしましたが、正直その子の声をしっかり聴いた覚えがありません。

そんな子が今年のキャンプに参加し、今日の募金活動に来ていました。
かなりの日差しの熱い中、元町駅の大勢の人の前で募金活動をするのは中高生からすれば、かなり恥ずかしいことだと思います。
それでも誰よりも大きな声を出し、植林の苗木代を集めるために募金を促す姿や積極的に他の参加者に話しかける姿は私の心を打ちました。

昨年何かを感じて、今年もこの場所に立っているのだと思います。
自分を変えたいと思っている中高生はたくさんいると思います。それでも何もせず、大学に入れば自分は変わるなどと言い訳をつけて環境に身を任せている人もたくさんいるのだと思います。でもこの子の様に、こうやって行動まで変えるのは、相当の覚悟がいることです。
そういう覚悟を背負っているからか、その日は昨年私が見たことのない、とてもいい顔をしていました。
"成長"というのはこういうことを言うのだなとしみじみと感じました。

母親みたいなブログになってしまいましたが、
昨年、学生たちが子どもたちの成長につながる場を作ったことを心底誇りに思います。
そして、自分自身これからもそういう場を多くのこどもたちに届けたいと強く思いました。

(片岡)