今週の火曜日に兵庫県内でキャンプ等の活動を行う12の民間団体の皆さんと一緒に兵庫県教育委員会に自然学校に関する意見書を提出しました。
この意見書は本年5月に西宮市立の小学校の自然学校で発生した指導補助員による盗撮事件に対応するもので、兵庫県が実施している自然学校の指導員、指導補助員の募集、選考、養成について申し入れを行いました。
兵庫県の自然学校は県内のすべての公立小学校の5年生を4泊5日の自然体験活動に参加させるもので、全国的にも非常に珍しい事業です。すべての子どもたちが5日間という比較的長期間にわたってキャンプをすることはとても意義深いことです。
その一方で、指導員、指導補助員による暴行、わいせつなどの事件も何度か発生しています。このような問題が頻発すれば、自然学校のみならず、他のキャンプなどの自然体験活動に対する信頼性も損なわれることとなります。
そのため、今回、県内で自然体験活動を行う団体が共同して意見書を提出しました。
自然学校という非常にすばらしい事業を継続し、自然体験活動の信頼性を維持、向上していくためにも、行政と民間が協力しながら、よりより事業運営を図っていきたいと考えています。(のじま)