今日もマウンドへ

ここ2週間ほど体調が優れません。
左肩の痛みがずっと続き、特に雨が降る日は1.3倍増しで痛むような状況です。それに加え、倦怠感、頭痛、先日は研修後に声がガスガスになってしまい、今も0.7ガスガスくらいです。

まさに満身創痍です。

そんな状況になっても、顔色一つ変えずただ黙々と働きます。まるでプロ野球の中継ぎピッチャーのようです。監督の望んだ場所であれば、どんな時もマウンドへ上がります。身体の悲鳴は胸の奥に隠し、ただ投げ続ける不屈の闘志。そんな私も巨人の山口鉄也投手と同じ境遇です。

プロ選手は、本当に動けなくなるまで怪我を公表しません。それはすなわち自分のイスを他人に明け渡すことを意味するからです。私も気を抜くと若手の片岡職員や福井職員に仕事を奪われてしまうので、必死に隠し続けて己の立場を守るため働きます。いや待てよ、むしろ奪われた方が幸せなんじゃないか、おもむろに片岡に仕事を渡してしまおうかと思ってしまうことはご愛嬌です。
そういえばこのブレーンヒューマニティーという球団は、4番も先発も積極的にやらされるところでありました。イスは奪わずとも勝手に山ほど与えられるのです。二刀流三刀流は当たり前です。塁に出てランナーを進めて返しつつブルペンで肩を作るところまで同時に行うので、二刀流どころかドッペルゲンガーを大量招集しなければいけません。そんな日本ハムの数倍男気のある球団でした。

体調不良は続く。

それでも、待っている人がいる。
守るものがある。
だから私は今日もマウンドに上がるのです。(鶴巻)