エクセルで遊ぼう!(おすすめ数式5選編)

さて先週お送りしましたエクセルの記事が好評だったため、
自信をもって続編をお送りしたいと思います。

その名も松本がお勧めする数式5選です。
しかしながら数式は文字で説明することが極めて困難なため気になった人は自分で調べて使ってみてください。

さていきます!松本がよく使う数式をご紹介!!

■数式編
・エピローグ
数式は使わないとうまくなりません。まさに練習しないと自転車に乗れないように、使わないとエクセルもうまくなりません。
なので皆さん積極的に練習してくださいね!


・if関数 【=if(A1="みかん","○","×")】
一口メモ:これを知らないと数式使えますとは言わせません。これを使って知ったかぶりをあぶりだせ!

まず、数式はイコールから始まります。そして『""』は文字列をだと認識させるために使います。『,』は区切りです。句点と同じです。
""を使わないとエクセルさんは文字を読み取りません。なぜならエクセルは数字のためのソフトだからです。
さて、この関数は「もしA列1行目がみかんなら○を入れなさい。ちがうなら×にしなさい」という意味です。
A列にいろんなフルーツの名称が入っていてみかんだけを見つけたいときに有効です。


・sum関数 【=sum(a1:a5)】
一口メモ:sum関数。これは数式の入り口とも言えます。足し算?いえいえ合計するならsum関数です。

sumそれは合計を司る数式。ちなみにa1とa5の間にある『:』は『から』という意味です。
エクセルで足し算はできます!というあなた。いえいえダサいです。sum関数を使ったら一味違う自分に出会えます。


・vlookup関数 【=vlookup(a1,検索範囲,3,false)】
一口メモ:数式の登竜門。こいつを使えたら数式使えますと胸を張って威張ってください!

vlookup関数。使えそうで使いこなせない関数ランキング第1位。使えたらはまる関数第1位!!
「a1を指定した範囲から探してください。そして見つけたらそこから右に3つ目のデータを探してください」という意味です。
たとえば『果物、産地、価格』という表があるとします。その膨大な表の中からみかんの価格を探したい場合に使う関数です。
この場合、a1にみかんが入り、果物表を指定し、見つけたみかんを含めて右に3つめのデータを探しなさいという指示になります。
さて説明していない『false』は?と気になられる方もいるかもしれません。
とりあえず最初はなにも考えずに呪文のように『false』と打ってください。


・iferror関数 【iferror(値,0)】
一口メモ:2007から新登場!エラー回避はこいつを使え!!

さて皆さんエクセルを触っていると#REF!とか#NAME?とか#N/Aとかに出会ったことはありませんか?
これが表示されるということは何かしらのエラーが発生しています。
このエラーはなにかと操作の邪魔になります。そんなときこそiferror!
内容も簡単『指定した値がエラーならコンマより後ろの数値または文字列を入れなさい』という指示です。


●ワンポイント
・エラー用語
#DIV/0!(ディバイド・パー・ゼロ):0で割り算を行った
#REF!(リファレンス):セルが参照できない
#NAME?(ネーム):関数名やセル範囲名などの名前が正しくない
#N/A(ノー・アサイン):値がない


・countif関数 【=countif(範囲,検索条件)】
一口メモ:なにかを数えるならcountif。これさえあれば数え漏れもなくなるはず!!

数ある範囲の中から指定した検索条件を探す関数です。
たとえば果物と生産地の表があるとします。その中で兵庫県で作ってるものを探せと理不尽な上司から言われてしまいます。
そんな時もcountifさえ知っていればあら簡単!すぐに兵庫県で作られているものがわかります。
ちなみに2007からcountifsという数式も追加されています。これは2つ以上の条件を探すという便利関数です!
是非お試しあれ!


・その他おススメの関数達
このあたりを使いこなせればもう困ることは何もありません。仕事が今の6倍くらいの早さで進みます!!
sumif(s)関数、hlookup関数、phonetic関数、len関数、roundup関数、left関数、right関数、mid関数


今回の反省点として内容がすこしマニアックになってしまいました。
次回はコラムではなく今日の事務局っぽい内容をお送りしたいと思います。

松本