能島、恋愛について語る

私は毎週木曜日に関西学院大学コミュニティビジネス論という講義を担当しているのですが、約200人くらいが受講するその講義では、毎回、授業の内容について全員から質問や感想を集めています。
ほとんどは授業の内容に関することなのですが、たまに就職のことや家庭のことなど人生相談的な質問もあったりします。
今日の講義ではこんな質問がありました。
「気になる異性がいて、今度、その人と飲みに行くことになったのですが、普段の自分とは異なった姿を見せた方がいいでしょうか?」

それに対して、私はこんな回答をしました。

(能島の回答)
それはその人とどの程度の期間、関係性を維持したいかということに関連している。
もし長期にわたって、関係性を維持したいと思うのであれば、異なった自分を装うためのコストはかなりのものになる。そのコストを負担し続ける覚悟と自信とリソースがない限り、異なった自分を装うことは、合理的ではない。恋愛による便益は期間の経過とともに提言するが、異なった自分を装うためのコストは一定であり、期間が経過すれば、やがてコストの方が多くなる。
逆に短期的な利益を目指すのであれば、自分を装うコストよりも、恋愛の成就による便益の方が大きくなる可能性も高い。

たまには恋愛について能島も語ることがあるのです!!(のじま)