あなたの仕事はなんですか?

最近、雨の日が多くスカッとした日があまりないですね。
最近自転車のサドルに雨がしみこんで雨上がりの自転車に乗れない日々が続いています。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
職員の松本です。

さて、本題ですが先日散髪に行きました。
散髪は美容師さんと1対1でコミュニケーションを取らねばならない人見知りには劇的つらい空間です。
行くのにかなり勇気を要します。かつ引っ越したためなじみの店もありません。危機的状況です。

そこで私は営業モードで乗り切ることを決心し、当日はなんとか美容師さんと軽快なトークを楽しみました。
しかしここ2年くらい困る質問があります。
「お仕事は何をされていますか?」
これは困ります。僕の仕事はいったい何なのかをこの瞬間に考えさせられます。
逆に教えてほしいです。
今回も以下のような会話で美容師さんを戸惑わせてしまいました。
この場を借りて謝りたいと思います。

■会話の一例
美容師「メガネをかけてるんですね。目が悪いんですか?」
松本「仕事柄PCを触ることが多くて目が悪くなったんですよ。ハハッ。」
美容師「大変ですね。SEかなにかですか?」
松本「子どもをキャンプとかに連れて行く会社で働いています。」
美容師「・・・??」「えーっと」
松本「そこの事務系の仕事で、たまに現場にも行きます。」
美容師「そ、そうなんですか」(美容師は追及することをだいたい諦める。)


さて、NPO業界で働き始めて2年経ちました。
社会問題にがんがん立ち向かっているようなイメージを持つかもしれません。
組織としてはそうであるべきだし、そうしたいと組織の一員として強く思っています。
しかし、一社員としてはかなり幅広い業務に対応しなければなりません。
外出してなにをするなんてことは稀です。
ほとんどの時間は机に向かいカタカタと資料を作ったり、会計をしたりとそんな毎日です。

しかし大切なことは見えないところでいかにがんばるかだと思っています。
見えないところでがんばった成果が見える部分に出てくるのだと思います。
そう思いながら、毎日今している仕事はきっとまわりまわって子どもに多様な価値感を提供するのだと確信しながら働いています。

と美容室でかっこよく言いたいのですが、言えるわけもなく仕事の話をすぐに切り上げ、
そうでもいい話をしていました。


松本