関学での授業

先週から関西学院大学の新年度の講義が始まりました。
今年も担当するのは2コマ。社会起業プラクティスとコミュニティビジネス論です。

社会起業プラクティスというのは、学生が考えたソーシャルビジネスの事業計画を実際に試験的に実施してみようという実践型のプログラムです。
とはいえ、大学では場所も資金も用意されておらず、なかなか実践というには厳しい環境ではあります。
関西学院大学では2008年に社会起業学科を設置し、それ以来、私も非常勤の講師をさせていただいていますが、実践的な講義というとなかなか苦労します。特に「起業」と名がつく以上、実践の場は不可欠なのですが、大学にはそのような場もない状況で、いわばプールのない水泳部のような状況でもあります。
ただ、今年は受講生の親族が大阪梅田に空き家を1軒、持っており、そこを無償提供いただけるということで、色々と可能性が広がりそうな予感です。

コミュニティビジネス論は、大講義室での講義型の授業で大体、100人から200人くらいの受講生がいます。
個人的には大人数の講義型授業で講義するのは好きなので、なかなか楽しみながらやっています。

今年も新学期が始まりましたが、さて、どんな新しい出会いがあるのでしょうか。とても楽しみです。(のじま)