年度末ですね

brainhumanity2015-03-19

ほかの職員も書いていますが、やはり年度末は別れの季節ですね。
4年間、この組織で頑張ってきた学生たちが大学を卒業すると同時にこの組織も卒業していきます。
色々と思い入れのある学生が卒業するのは、寂しい限りですが、この組織にとって毎年毎年、社会に学生を送り出していくことはとても大きな役割だと思っています。
先日、トップマネジメント研修の講師を務めて下さった人と組織と地球のための国際研究所の川北秀人さんもおっしゃっていましたが、「大学の価値はその卒業生によって評価される」というのは、まさしくこのことだと思っています。
この組織で人生の一時期を過ごした同志たちが、社会の中で暴れ回ってくれることを心から願っています。
ちなみにこの春、卒業していく大学生たちは2011年の震災のあとに大学に入学しました。
私は、このことの意味はとても大きいと思っています。
この国の将来を大きく変えたあの年に、大学に入った彼ら/彼女らは、宿命的にこの国を支えていく役割が与えられていると思っています。
この国の将来は決して明るいものではないかもしれませんが、その中にあって、この若者たちが社会を変えていくことを心から信じています。
卒業のシーズンが終われば、また再び入学のシーズンがやってきます。職員たちはそれ以外にも様々な委託事業などの申請や決算に終われる怒濤の季節です。
今年はどんな出会いや広がりがあるのか、なかなか楽しみでもあります。(のじま)