KET初決算

先週苦しんでいた関西教育旅行株式会社(KET)の決算の最終数字が、顧問税理士より届きました。初年度の立ち上げにかかる諸々の費用がかさみ、また取引先も今のところ親会社のブレーンヒューマニティーだけということもあり、大きな赤字決算で一年目を終えることとなりました。もちろん初年度としては、想定の範囲内でしたが、やはり赤字というのは悲しい響きです。
法人税はなし、市県民税も均等割のみの支払となり、挙げ句に消費税はマイナスで還付される始末。消費税を納付でなく還付というのも初めて聞く話ですが、要は参加費収入等に含まれる消費税より、諸経費で支払った費用に含まれる消費税の方が多かったとのこと。ちょっと得した気分になりながらも、同社の今後に大きな危機感を感じ、2015年度での立て直しを誓いました。
もともと薄利多売の旅行業協会。その上、今の取引先はブレーンヒューマニティー一社のみ。関西圏のキャンプを一人でも多くの子どもたちに届けるため、費用をかけて体制を整え他団体へ拡大していくか、しばらくこのままでいくか。虚弱体質の中小企業としては、悩むところです、、。(きたむら)